長い間、意識が無いまま深海で海月の如く漂っていたら星の欠片が

自分の居た場所に投下され、化学反応により実体化した存在。

その際にその星の欠片であるスピカ同様に自我と意識と肉体を自覚した。

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首元に付けられたチョーカーと繋がっているネックレスの先の

透き通る青色の結晶の欠片が主に生命源となっていて、

人間では心臓に値する。

スピカの事は姉の様な存在に思っていて、大体一緒に居る。

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体の全体が水面の様にゆらゆらと鈍く輝いていて、

水中の方が落ち着くのでよく海に遊びに行っていたが

ある日何かに深海へ連れて行そうになって以来は

海には決して近付けさせない様にされている。

その分海に近くない川やプールには喜んで遊びに行く。

たまに水中にいる時に映る自分の影が異様な程に大きく

見える時があるが、瞬きする間もなく元に戻るらしい。

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単純な考えしか出来ず、所謂アホの子に分類される。

大体喉が渇いてるし、お風呂の時間もとても長い。

水の生き物にとても好かれやすく、よく懐かれるが

同族の目で見つつも海鮮が大好きでもある。

極度の人見知りでもあり、初対面の人には警戒するけれど

仲良くなればとても懐く。スピカよりは日中でも起きてられる。